AI与信管理サービスを提供するアラームボックス株式会社は、2023年6月1日~2024年5月31日の期間に収集された14,058社・223,571件のネット情報等から1年以内に倒産する危険性がある“要警戒企業”を分析・抽出し、「倒産危険度の高い上位10業種」を予測した。
2024年問題による人手不足の影響で、採算性が悪化しやすい業種が多くなる傾向に
それによると、倒産可能性の高い業種の上位には、円安による輸入資材・原材料の高騰や、2024年問題による人手不足の影響を受けて、採算性が悪化しやすい業種が多くなる傾向となった。
この資材高騰と人手不足のどちらの影響も受ける工事業が、10位以内に3業種ランクインしており、倒産関連情報が多く発生していたことから、厳しい業況が伺えた。
また、運送業が2業種ランクインしており、工事業と同じく2024年問題の影響を受けている他、燃料費高騰による運行コスト増大が原因の倒産関連情報が多くなっていた。
◆調査概要
調査期間:2023年6月1日〜2024年5月31日
対象企業:アラームボックスでモニタリングしていた企業のう
ち、14,058社
対象データ:アラームボックスで配信されたアラーム情報223,
571件
(坂土直隆)