法人会員向けに与信管理ASPクラウドサービスを提供するリスクモンスター株式会社は、第3回「借金王ランキング」調査結果を発表した。
トヨタ自動車は、借り入れた資金を積極的に事業に投下し、収益を得ている模範的な事例
それによると、第3回借金王ランキング1位は「トヨタ自動車」、2位「ソフトバンクグループ」、3位「日本電信電話」の順となった。
1位の「トヨタ自動車」においては、調査開始以来、有利子負債額が増加し続けながらも、3期連続で「EBITDA」が1位となっていることから、借り入れた資金を積極的に事業に投下し、収益を得ている模範的な事例を提供しているといえる。
また、トップ10にランクインした「ソフトバンクグループ」、「三菱HCキャピタル」、「ソフトバンク」、「オリックス」などは、自己資本比率が30%未満であり、一見すると財務安全性が低いように見受けられるが、手元資金を潤沢に確保して安全性を保っていることがわかった。
[実施概要]
・調査名称:第3回「借金王ランキング」調査
・調査方法:決算書の分析結果に基づく調査
・調査対象決算期:2023年7月1日時点で開示されていた、2022
年4月期決算以降の最新連結決算
・調査対象企業:金融機関(銀行、証券会社、保険会社等)を除
く、決算短信提出企業
・調査対象企業数:3,192社
http://www.riskmonster.co.jp/rm-research/ (坂土直隆)