キャリアや就職・転職に特化した、匿名相談サービス「JobQ」を開発・運営する株式会社ライボの調査機関『Job総研』は、423人の社会人男女を対象に、「2023年 自己都合退職の実態調査」を実施した。
64.8%が自己都合退職に不服を感じている
この調査で、退職経験のある302人に、自己都合退職時の会社側の対応について聞くと、「全く説明がなかった」が46.7%で最多回答になり、他に「口頭での説明はなく書面で確認した」が13.2%など合算すると、自己都合退職時に64.5%が “口頭での説明がない”ことがわかった。
また、自己都合退職経験のある292人に、会社側の具体的な対応について聞くと、「会社側から説明なく自己都合退職にされた」が38.2%で最多になり、次いで「会社側から説明はあったものの自己都合退職に促された」が12.7%、「ほぼ強制的に自己都合退職にされた」が13.9%だった。
このことから、64.8%が自己都合退職に不服を感じていることがわかった。
【調査概要】
調査対象者:全国 / 男女 / 20~50代
調査条件:1年以内~10年以上勤務している社会人
20人~1000人以上規模の会社に所属
調査期間:2月22日~2月28日
有効回答数:423人
調査方法:インターネット調査
【2023年 自己都合退職の実態調査 報告書】
https://job-q.me/articles/14874 (坂土直隆)