ドロヌマ
 ドロヌマ

休廃業・解散は引き続き減少、1-3月として過去最少も底打ちの兆し―帝国データバンク調べ

新着ニュース30件






























休廃業・解散は引き続き減少、1-3月として過去最少も底打ちの兆し―帝国データバンク調べ

このエントリーをはてなブックマークに追加
帝国データバンクは、2022年1-3月期における企業の休廃業・解散動向について調査・分析を行った。

廃業のトレンドは、「あきらめ」のケースから「ギブアップ」へ
2022年1-3月に全国で休廃業・解散を行った企業(個人事業主を含む、速報値)は、1万3,251件(前年同期比4.2%減)となった。四半期として増加したのは、2021年4-6月期以来3四半期ぶりだった。

借金

これまで、企業の半数超が活用しているとされる無利子・無担保融資(通称「ゼロゼロ融資」)や資本性劣後ローンなど、政府による事実上の資本注入策が中小零細企業の経営を強力に下支えし、経営不振から事業継続を断念する休廃業・解散は、抑制された状態が続いてきた。

ただ、資産が負債を上回る割合は、前年同期を下回る63.3%となったほか、利益が黒字かつ資産超過の健全企業が占める割合(6.6%)も、前年同期を下回る水準が続いている。

帝国データバンクによれば、コロナ禍3年目となる今年は、ゼロゼロ融資の元本返済と利払いが本格化する中小企業が多くなる見通しだという。

こうしたなかで、休廃業のトレンドは、安定した事業継続が可能だった比較的早期に事業を畳む「あきらめ」のケースから、ゼロゼロ融資の返済見通しが立たない、慢性的な経営不振企業の休廃業=「ギブアップ」へと、潮目が変化している可能性があると分析している。

           (坂土直隆)
Amazon.co.jp : 借金 に関連する商品
  • 2024年度のコンプライアンス違反倒産、379件で過去最多に―帝国データバンク調べ(4月20日)
  • 2024年度の企業倒産は1万70件、11年ぶりに1万件超える―帝国データバンク調べ(4月13日)
  • 焼肉店の倒産が急増、前年度から倍増し、過去最多―帝国データバンク調べ(4月8日)
  • インプレス、経営者が「会社が危ない!」と思った時に読む本『法人破産奮闘記 経験者が明かす手続き205日の全貌』発行(3月30日)
  • 「雇用調整助成金」の不正受給公表 1,620件。公表企業の倒産は92件、倒産発生率は5.6%―東京商工リサーチ調べ(3月27日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    アクセスランキング トップ10










    特集
    お問い合わせ



    モバイルサイトQRコード
    左のQRコードから
    ドロヌマモバイルサイトへアクセス
    http://www.doronumanews.com/