一般社団法人 日本損害保険協会は、12月14日(火)14時より、「中小企業に必要な保険」特設サイト(URL:
https://www.sonpo.or.jp/sme_insurance/ )を公開した。中小企業を取り巻くリスクや企業向けの損害保険について、保険で補償される具体的な事故事例とあわせて知ることが出来るサイトだ。
世界で4番目に気候変動のリスクが高い日本
このニュースレターでは、<2021年・中小企業のリスクに関わるニュース3選>と題し、中小企業の経営者や従業員の実際の声とともに、中小企業を取り巻くリスクとその対策について伝えている。
今年初めに発表された「世界気候リスク指標2021」において、気候変動のリスクが世界で4番目に大きいとされた日本。自然災害や感染症によって、企業も営業停止や休業に追い込まれるなど大きなスクに晒されている。営業停止や休業のリスクに対応する保険として、休業補償保険(利益保険)がある。
国際的スポーツイベント開催中のサイバー攻撃は約4.5億回
2021年はリアルタイムで観戦するための通信サービスが重要となったが、その裏で、約4.5億回ものサイバー攻撃があった。
一般企業においても、リモートワークの影響によりサイバー攻撃の被害を受けた、あるいは社外における作業やオンラインでのやりとりが増えて、ネットワークセキュリティに対して不安があるなどの声が相次いだ。
2022年4月1日から、中小事業主も「パワハラ防止措置」義務化の対象に
2020年6月1日より、改正労働施策総合推進法(パワハラ防止法)が施行され、企業がハラスメントの防止・対策を行なうことが義務付けられた。
一方、全国の中小企業経営者を対象にしたアンケート調査では、61%が“パワハラ防止法による防止措置の義務化”を「知らない」と回答。防止措置そのものも「特に実施していない」が65%と、意識改革の必要性が感じられる。
(慶尾六郎)