経営コンサルティング会社株式会社タナベ経営は、全国の企業経営者・経営幹部1,718名を対象に実施した「企業経営に関するアンケート」の結果を発表した。
約半数以上の企業(54.9%)が、今期の業績面でマイナス影響を予想
その結果、約半数以上の企業(54.9%)が、今期の業績面でマイナス影響を予想した。昨年度と比較してもマイナス着地の予想が倍増していることから、コロナショックの影響が見て取れる(昨年度のマイナス予想31.2% → 今年度のマイナス予想54.9%)。
「住宅・建設業界」がコロナショックの影響が最も少ない
業種別に分析すると、最も「減収減益」「赤字」の予想が多い業種は「卸売業」だった。
対して、「住宅・建設業界」は「増収増益」「増収減益」を合わせて34.6%、「前期なみ」を含めると58.3%であり、コロナショックの影響が最も少ないことがわかった。
■調査概要
[調査方法] タナベ経営主催の「経営戦略セミナー2021」に参加された経営者・経営幹部(1,384名)、メールマガジン・Webサイト上でご回答(334名)
[調査期間] 2020年11月4日(水)~11月26日(木)、2021年1月13日(水)~1月29日(金)
[調査エリア] 全国
[有効回答数] 1,718名
(慶尾六郎)