企業向けの教育研修事業と若年層向けの就職支援事業を展開する株式会社ジェイックは、20代・30代のアルバイト・パート状況に関するアンケート結果を発表した(回答者776名、調査日11月3日~12月8日)。
アルバイト・パートの約45%が「解雇、雇い止め」や「シフトが減った」
厚生労働省によると、2月以降、12月4日までに新型コロナウイルス感染拡大に関連する解雇や雇い止めにあった人は、約7万5,000人と発表されている。
また、総務省が12月1日に発表した労働力調査によれば、10月の完全失業率(季節調整値)は3.1%であり、9月の3.0%よりも悪化している。
このアンケートでも、「解雇、雇い止めにあった」7.4%、「シフトが減った」37.4%、「シフトが増えた」2.7%、「特に変わらない」52.5%という結果が出ている。
「解雇、雇い止めにあった」と「シフトが減った」を合わせると44.8%に上るという、現在の厳しい状況を反映した内容となった。
【調査概要】
名称 :20代・30代のアルバイト・パート状況に関する調査
対象 :当社サービスに登録した20代・30代の求職者
回答者数 :776名
期間 :11月3日~12月8日 (慶尾六郎)