チャットプラス株式会社は全国の経営者(役員含む)を対象に新型コロナウイルスによる各業界への影響調査を実施した。
コロナウイルスの影響で、ビジネス、エンタメ、プライベートな飲食などオンライン化が進んでいる。このため、IT業界はプラスの影響を受けていると思われがちだが、実は廃業も多いことが分かった。
マイナス影響を受けている企業が37.6%もあるIT業界
はじめに、各業界の新型コロナウイルスによる影響を訊いた。
その結果、新型コロナウイルスの影響が小さかった業界TOP3は、『病院・製薬・調剤』『広告・マスコミ・イベント・制作』『不動産・ゼネコン』と判明した。
また、『広告・マスコミ・イベント・制作』『不動産・ゼネコン』といった、情報や生活に欠かせない業界はあまり影響が出ていないようだ。
反対に、新型コロナウイルスの影響を強く受けた業界TOP3は、『IT・通信(含むゲーム)』『小売(含む店舗系、アパレル、百貨店、飲食、コンビニ)』『製造・メーカー』と判明した。
『IT・通信(含むゲーム)』に倒産・廃業が多かったのは、意外である。
同社ではwithコロナのサービスを扱っている事業者は伸びている反面、SI事業者やSES、小規模なフリーランス事業者などは打撃を受けているという、二極化が進んでいるのかもしれないと分析している。
調査概要:新型コロナウイルスによる各業界への影響調査
【調査期間】年6月8日(月)〜6月15日(月)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,084人
【調査対象】全国の経営者(役員含む)
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ (慶尾六郎)