カンタン家計簿アプリ「おカネレコ」を提供するスマートアイデア株式会社は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言発令期間において、同社サービスユーザーのお金の使い方に関する意識変化・実態を把握するため、5月22日(金)~5月28日(木)の期間「家計に関する意識調査第2弾」を実施した。
50%以上が「ネット通販の利用頻度が上がった」
1,389名に対して実施された調査によると、緊急事態宣言発令期間中、直近1か月に増えた出費は「食費」「水道光熱費」だったという。
主な結果は以下のとおり。
●緊急事態宣言発令期間中、直近1か月に増えた出費は「食費」「水道光熱費」。前回の調査と比べ、食費が増えたと回答した人は16%増加しており、「食費」の内訳は「自炊」が70%以上を占めている。
●増えた出費のうち「日用品」に関しては、コロナウイルス対策として「衛生用品」「掃除用品」が上位に上がった。巣ごもり長期化で「断捨離・掃除」や「在宅ワーク関連」の出費も増加傾向にあることが分かった。
●コロナウイルス感染拡大前と比べ、回答者の50%以上が「ネット通販の利用頻度が上がった」と回答。よく利用する通販サイトは、「Amazon」が上位を占めた。
●コロナウイルス感染拡大が月収へ与えた影響について、全体では34%が「月収が減った」と回答、特に自営業に関しては76.5%が「月収が減った」という回答となり、減少した月収の平均額は102,885円であった。
●緊急事態宣言解除後のお金のつかいみちに関しては、「旅行」や「外食」にお金を使いたいという回答が多く上がった。一方で「貯蓄」「コロナ対策」など今後に備えるという回答も寄せられたという。 (慶尾六郎)