AI与信管理サービスを提供するアラームボックス株式会社は、2023年12月1日~2024年11月30日の期間に収集された13,697社・225,595件のネット情報等から、1年以内に倒産する危険性がある“要警戒企業”を分析・抽出し、「倒産危険度の高い上位10業種」を予測、発表した。
輸送用機械器具製造業は、半導体不足や海外企業との競争激化により、キャッシュフローが悪化
今回の調査では、倒産リスクが高い業種として輸送用機械器具製造業がトップになった。さらに、各種商品小売業(百貨店・総合スーパー等)、農業が上位に挙げられた。
輸送用機械器具製造業では、半導体不足や海外企業との競争激化により、キャッシュフローが悪化し、赤字や債務超過に陥る企業が目立った。
各種商品小売業では、地方の人口減少、大型商業施設との競争激化による経営不振情報が多くなった。また、コロナ禍の補助金を不正受給した企業が複数見受けられ、この返済負担が経営をさらに圧迫する懸念も浮上している。
農業では、飼料や燃料価格の高騰、気候変動が生産コストを押し上げ、業績悪化が進んでいる。
【調査概要】
調査期間:2023年12月1日〜2024年11月30日
対象企業:アラームボックスでモニタリングしていた企業のう
ち、13,697社
対象データ:アラームボックスで配信されたアラーム情報225,5
95件
(坂土直隆)