ドロヌマ
 ドロヌマ

居酒屋の倒産、コロナ禍超え。年間最多の更新確実、コスト増で4割が「赤字」経営―帝国データバンク調べ

新着ニュース30件






























居酒屋の倒産、コロナ禍超え。年間最多の更新確実、コスト増で4割が「赤字」経営―帝国データバンク調べ

このエントリーをはてなブックマークに追加
帝国データバンクは、「居酒屋」の倒産発生状況について、調査・分析を行った。

大規模な宴会から少人数でのカジュアルな飲み会へ、ニーズがシフト
それによると、大衆酒場や焼き鳥店など「居酒屋」経営事業者の倒産(負債1,000万円以上、法的整理)が、2024年は11月までに203件発生した。コロナ禍の打撃を受けた2020年(189件)を大幅に上回り、年間最多を更新することが確実となった。

借金

居酒屋ニーズの変化や酒類・食材など原材料の仕入れ価格高騰、人件費の上昇といったコストアップが重なり、居酒屋各店の苦戦が鮮明となっている。

10月までの推移を基にした2024年度の居酒屋市場規模(事業者売上高ベース)は、推定で約1兆6,600億円が見込まれる。コロナ禍の影響で大きく落ち込んだ21年度(約8,900億円)から年々増加傾向にあるものの、過去10年で最高だった17年度(約1兆8,900億円)の水準には届かないとみられる。

帝国データバンクでは、インバウンド消費の拡大による客数増は好材料となるものの、大規模な宴会から少人数でのカジュアルな飲み会へ、ニーズがシフトしているほか、物価高による節約志向の高まりで、来店頻度や単価の低下といった影響を受けていると分析している。

集計期間:2024年11月30日まで
集計対象:負債1,000万円以上法的整理による倒産
調査機関:株式会社帝国データバンク

            (坂土直隆)
Amazon.co.jp : 借金 に関連する商品
  • インプレス、経営者が「会社が危ない!」と思った時に読む本『法人破産奮闘記 経験者が明かす手続き205日の全貌』発行(3月30日)
  • 「雇用調整助成金」の不正受給公表 1,620件。公表企業の倒産は92件、倒産発生率は5.6%―東京商工リサーチ調べ(3月27日)
  • 倒産相次ぐ飲食店の経営を再生する本『なぜ9割の飲食店経営者はスライムなのか』を出版、3月3日、全国有名書店、Amazon、楽天などで販売(3月26日)
  • 2月の倒産件数は768件、34カ月連続で前年を上回る― 帝国データバンク調べ(3月15日)
  • 「喫茶店」の倒産急増、2024年度は過去最多ペース ―帝国データバンク調べ(3月10日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    アクセスランキング トップ10










    特集
    お問い合わせ



    モバイルサイトQRコード
    左のQRコードから
    ドロヌマモバイルサイトへアクセス
    http://www.doronumanews.com/