地域・自治体のパートナーとなる事業スタジオ「こどもと地域の未来総研」を運営し、1-2週間家族で地域に滞在するこども主役の暮らし体験「保育園留学」を展開する株式会社キッチハイクは、保育園留学の実績および利用動向を公開した。
家族ぐるみの超長期的関係人口の創出や地域経済への貢献
「保育園留学」は、1-2週間家族で地域に滞在する、こども主役の暮らし体験。保育園での一時預かり、宿泊、ワークスペース、地域体験などをパッケージ化したもの。
こどもには、幼少期に大自然に触れて心身ともに健やかに育つ環境を。家族には、仕事も子育てもしながら多様な選択肢を。そして、地域には、家族ぐるみの超長期的関係人口の創出や地域経済への貢献をもたらす。
2021年、世界一素敵な過疎の町・北海道厚沢部町の認定こども園はぜるに、当時2歳の娘と留学した子育て当事者キッチハイクCEO山本雅也氏の1家族の原体験より、事業が生まれた。
2021年11月のサービス開始から、24年6月までの予約留学数は1,000組、大人とこどもを合わせると、約3,500人となった(前年比5倍に拡大)。
地域の宿泊数に換算すると、35,000人泊を突破。「こどもと家族中心」の取り組みによって、地域によっては全く無かった子育て家族の人流を生み出し、1-2週間という中期滞在を生み出している。
(坂土直隆)