遠隔接客サービス「RURA(ルーラ)」を開発・提供するタイムリープ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:望月亮輔、以下「タイムリープ」)は、全国の接客・サービス業に携わる20~69歳の男女439名にアンケートを実施し、外国人のお客様への接客に対する実態調査を行いました。
過半数の店舗が人手不足を実感
まず、「あなたが働いているお店では、人手が不足していると感じますか?」と質問したところ、「とても感じる」「感じる」が合わせて56.8%と、過半数が人手不足を実感していた。
4分の1以上の店舗で、人手不足を「とても感じる」と回答しており、店舗運営における人手不足の窮状が明らかになる結果となった。
次に、「直近1か月間で、外国語を使用して接客する機会はどれくらいありましたか?」と質問したところ、全体の約8割が「10回未満」と回答したが、約2割は1ヶ月で10回以上外国語を使用して接客していることがわかった。
加えて、1ヶ月の外国語を用いた接客回数が10回未満の方の中で「人手不足をとても感じる・感じる」と回答した割合は52.5%だったが、10回以上の方は平均すると76.8%が「人手不足をとても感じる・感じる」と回答しており、24.3%の差が見られた。
このことから、より外国人のお客様を接客する回数が多い方が、人手不足を実感していることが分かった。
また、遠隔接客の可能性についても、言語サポートによるコミュニケーションの改善が期待できるとの声が最も多く、外国人のお客に対する接客の心理的ハードルが下がり、満足度向上が期待できることが示された。
人手不足の改善とインバウンド対応を両立する遠隔接客の導入は、接客業界における深刻な課題を改善する手段のひとつと言えるだろう。
▼調査概要
調査タイトル:外国人のお客様への接客に対する実態調査
調査実施日:3月13日
調査対象者:接客・サービス業に携わる20~69歳の男女439名
調査方法:ノバセル株式会社が提供する「ノビシロ」を利用し
たインターネット調査
エリア:全国