株式会社帝国データバンクは、パチンコホール経営法人の実態調査を行った。
2022年には、社数が10%減少する一方で、総売上高は3%減にとどまる
それによると、2022年のパチンコホール経営法人数は、1,508社となった。2021年より185社(10.9%)少なく、2019年の2,000社からコロナ禍を経て、3年間で約25%減少した。
2022年の総売上高は11兆3,660億円となり、コロナ禍以前より減少傾向にあったが、1年を通してコロナの影響が及んだ2021年は減少幅が急拡大した。
2022年には、社数が10%減少する一方で、総売上高は3%減にとどまった。新型コロナの感染が落ち着いたことや、スマートスロットなどの新台リリースで、顧客が戻ってきていることが要因と考えられる。
同社では、顧客の引き留め、拡大を継続できるかが、今後のカギとなるだろう、と予測している。
調査対象:企業概要ファイル「COSMOS2」(147 万社収録)の
なかから、2018 年~2022年において業績が判明し
ている「パチンコホール経営法人」
調査期間:6月23日までの判明時点
調査機関:株式会社帝国データバンク
(坂土直隆)