アフターコールナビ株式会社は、経営者と企業の経理担当者を対象に、「企業の売掛金回収」に関する調査を実施した。
トラブルに発展した場合は、裁判もひとつの手段
この調査において、「売掛金の回収ができず、裁判を起こしたことはありますか?」と質問したところ、7割以上の企業が『ない(74.4%)』と回答した一方で、『ある(25.6%)』という回答も一定数見られた。
売掛金の回収をめぐって、裁判を起こした企業もあるようだ。
相手企業との交渉が決裂したり、連絡が取れなくなったりとトラブルに発展した場合は、裁判もひとつの手段といえる。
また、続いて、「裁判の結果、売掛金の回収はできましたか?」と質問したところ、半数以上の企業が『あまり回収できない(44.8%)』『1度も回収できたことはない(6.9%)』と回答した。
たとえ裁判となっても、売掛金を回収できる確率は五分五分といえそうだ。そのため、裁判を起こしても売掛金の回収がスムーズにいくとは限らない、と考えた方がいいかもしれないと、アフターコールナビは提言している。
●調査概要:「企業の売掛金回収」に関する調査
【調査期間】2022年12月16日(金)~2022年12月19日(月)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,066人(経営者511人、経理担当者555人)
【調査対象】経営者と企業の経理担当者
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
(坂土直隆)