AI与信管理サービスを提供するアラームボックス株式会社は、2021年12月1日~2022年11月30日の期間に収集された10,767社・330,298件のネット情報等から、1年以内に倒産する危険性がある“要警戒企業”を分析・抽出し、「倒産危険度の高い上位10業種」を予測した。
畜産農業で、大手企業の倒産が複数発生
それによると、1位は農業で、56社に1社が倒産する危険性あり、となった。
畜産農業で、大手企業の倒産が複数発生し、その余波により連鎖倒産が発生したため、業界全体に暗雲が立ち込めた。
以前より、飼料穀物の海外依存度の高さや過剰生産といった業界課題は、問題視されてきたが、今年は特に、コロナ禍や円安による飼料や燃料費といった生産コストの増加により、資金繰りが悪化したため、倒産が発生した。
2位は、電気業で、63社に1社が倒産する危険性あり。3位は業務用機械器具製造業で、89社に1社が倒産する危険性あり、となった。
◆調査概要
調査期間:2021年12月1日〜2022年11月30日
対象企業:アラームボックスでモニタリングしていた企業のう
ち、10,767社
対象データ:アラームボックスで配信されたアラーム情報330,
298件
(坂土直隆)