株式会社YKプランニングは、直近10年以内に倒産経験がある経営者(元経営者)を対象に、「企業の倒産理由や原因」に関する調査を実施した。
『販売・客足の低下』が約50%で最多
「倒産の原因となったものとして近いものはどれですか?(複数回答可)」と質問したところ、『販売・客足の低下(49.8%)』と回答した人が最も多かった。
次いで、『原材料の高騰や供給不足(19.7%)』『売掛金の回収不能(18.2%)』『人手不足(17.7%)』『怠慢経営のしわよせ(14.3%)』『関連企業の倒産(8.5%)』と続いた。
また、「倒産のどれくらい前に予兆を感じましたか?」と質問したところ、『1ヶ月前(6.2%)』『~2ヶ月前(8.0%)』『~3ヶ月前(24.9%)』『~6ヶ月前(28.8%)』『~1年前(17.1%)』『~それ以前(15.0%)』という結果となった。
6ヶ月前や3ヶ月前との回答者が多いようだ。同社では、全体を見ると倒産は1年以内と考えてよいかもしれない、と分析している。
●調査概要:「企業の倒産理由や原因」に関する調査
【調査期間】6月14日(火)~6月16日(木)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,003人
【調査対象】直近10年以内に倒産経験がある経営者(元経営者)
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
(坂土直隆)