株式会社PMGパートナーズは、コロナゼロゼロ融資を受けた中小企業の経営者を対象に、「コロナゼロゼロ融資の返済」に関する調査を実施した。
返済に対して不安を抱えている実態が浮き彫りに
「返済に対する不安はありますか?」と質問したところ、『とても不安がある(32.6%)』『やや不安がある(42.0%)』『不安はない(25.4%)』という結果になった。
7割以上が、コロナゼロゼロ融資の返済に対して不安を抱えている実態が浮き彫りとなった。
「日々の資金繰りに充てていて融資が返済できない(20代/女性/岩手県)」、「売り上げが増えず、返済の目処が立たない(20代/男性/北海道)」といったコメントが見られた。
長期化するコロナ禍によって、経済の先行きが不透明な中では、資金繰りや必要経費の捻出で精一杯で、返済に回せるほどの余裕がない経営者も多いのが実情と言えそうだ。
また、既に返済が開始している経営者にとっては、返済がさらなる大きな負担となってしまっている様子もうかがえる。
●調査概要:「コロナゼロゼロ融資の返済」に関する調査
【調査期間】3月7日(月)~3月8日(火)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,007人
【調査対象】コロナゼロゼロ融資を受けた中小企業の経営者
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
(坂土直隆)