JAGフィールド株式会社は、会社の経営者(個人事業主は除く)を対象に、新型コロナウイルスの影響による業界動向に関する調査を実施した。
売上を伸ばしていると思う業界は『IT・メディア』
まず、「新型コロナウイルスの影響下でも売上を伸ばしていると思う業界を教えてください(複数回答可)」と質問した。
その結果、『IT・メディア(36.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『医療・介護(21.8%)』『物流・運送(19.7%)』『食品(17.8%)』『金融(13.4%)』と続いた。
IT・メディアや医療・介護、物流・運送などの業界が売上を伸ばしていると思われているようだ。
リストラや解雇といった選択が迫られたという回答が多かった業界は『医療・介護』
しかし、新型コロナウイルスの影響で、経済的ダメージを受けた業界は多く、人員削減を行った企業や倒産してしまった企業もある。
「新型コロナウイルスの影響でリストラや解雇といった選択を迫られましたか?」と質問したところ、次のような結果となった。
新型コロナウイルスの影響でリストラや解雇といった選択が迫られたという回答が多かった業界は、『医療・介護(46.4%)』『人材派遣(43.2%)』『小売・卸(38.4%)』と続いた。
医療・介護業界は、新型コロナウイルスの影響下でも売上が伸びていると思われる一方、リストラや解雇という選択をせざるを得なかった企業が多いと判明した。
同社では、新型コロナウイルス感染予防対策として、患者の来院数が減少し、売上が下がったため、そのような選択をせざるを得なかったのかもしれないと分析している。
●新型コロナウイルスの影響による業界動向に関する調査<調査概要>
【調査期間】10月16日(金)~10月22日(木)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,032人
【調査対象】会社の経営者(個人事業主は除く)
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ (慶尾六郎)